2014年12月頃より、サイトへのアクセス数に異常値が頻繁に現れるようになりました。そのため、異常値を取り除くフィルターを設定しました。
操作方法の違いは一点だけです。
グーグルアナリティクスログイン直後の画面に「参照スパムフィルタリング データ」という項目が追加されます。異常値を取り除いたデータを見る場合にはそちらを選んでください。
注意すべき点は、グーグルアナリティクスの仕様により、フィルターは設定以後のデータにしか適用されません。
集計データ選択画面
グーグルアナリティクスログイン直後の画面で、2つのメニューが現れます(デフォルトでご使用の場合)。
- すべてのウェブサイトのデータ
- 参照スパムフィルタリング データ
「参照スパムフィルタリング データ」が今回追加したフィルターがかかったアクセス数のデータとなります。
また、集計対象となるデータはフィルター設定以後のものだけですので、表示されるデータが不十分でも誤りではありません。
それぞれのデータ内容について
すべてのウェブサイトのデータ
文字通りサイトにアクセスしてきたすべてのデータとなります。
参照スパムフィルタリング データ
「すべてのウェブサイトのデータ」から、以下のアクセスデータを除いたものになります。
- IPアドレス 78.110.60.230 からのアクセス
- ドメインネーム blackhatworth.com からのアクセス
- ドメインネーム priceg.com からのアクセス
- IPアドレス 193.227.240.37 からのアクセス
- IPアドレス 193.227.240.38 からのアクセス
- ドメインネーム o-o-6-o-o.com からのアクセス
- ドメインネーム social-buttons.com からのアクセス
- ドメインネーム hulfingtonpost.com からのアクセス
- ドメインネーム bestwebsitesawards.com からのアクセス
- ドメインネーム humanorightswatch.org からのアクセス
- ドメインネーム aliexpress.com からのアクセス
参照スパム(レファラースパム)とは
参照スパムとは、参照元の履歴が記されるサイトに対して、同一の参照元から大量のアクセスを行うスパム
のことです。
その目的は様々ですが、コンピューターウイルスのようなものではなく迷惑メールに近いイメージのものです。(ただし、上記ドメインにアクセスするとそこでウイルスにかかる場合はあります。)
参照スパムによる大量のアクセスを受けると、正確なアクセスデータが分からなくなり、その影響を排除しないと間違ったアクセス分析の原因となります。
今後の対応
新たな参照スパムが見つかり次第、フィルターに追加してゆきます。
また、グーグルアナリティクスの「既知のボットやスパイダーからのヒットをすべて除外します」というオプションでもある程度は防げると思います。
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